2017年08月24日付

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トイレにクーラー、マンションなど、近年わたしたちの生活の中に、和製英語があふれ返っているようだ。日本人は英語だと思っているが、じつは英語圏の人にはまったく通じない。古来から異文化を吸収し、独自文化として育んできた日本人らしさを感じるが、世界がより身近になった今では、トラブルの素にもなりかねない▼地方にいても、日々の取材活動で外国人を取材する機会は少なからずある。外国人は分かりやすい英語で伝えようとしてくれるが、言葉の端々の単語を理解するのがやっと。自身の英語力の低さにがっかりする▼イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパンによる昨年の国別英語能力ランキングの日本の順位は世界72カ国中35位。「低い英語能力」と判定された。アジア諸国の中でも10位と下位で、シンガポール、フィリピン、韓国、台湾などを下回っているのが日本の現状だ▼来日した外国人が困ることの中で「英語が通じない」「英語の案内が少ない」が常に上位にくるという。多くの外国人が訪れるであろう2020年の東京五輪に向け東京都は信号や案内看板の英語表記を急ピッチで進めている▼義務教育では今後、小学校3年からの英語の必修化、5・6年の教科化も予定されている。小さなころから英語に限らず他国語に触れるのは良いことだ。他国語が話せればそれだけ見える世界も可能性も広がるのだから。

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