岡谷技専の充実・改善を 県に6市町村が要望

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県が県産業人材育成プラン(第10次県職業能力開発計画)で予定する県内技術専門校の訓練内容や訓練科の見直しについて、諏訪地域6市町村の首長や商工会議所会頭らが25日、岡谷技術専門校(岡谷市)の普通課程の継続やカリキュラムの充実、施設整備などを求める要望書を阿部守一知事宛に提出した。約20人の関係者が県庁を訪れ、土屋智則産業労働部長に手渡した。

市町村の要望書は、▽普通課程の「ものづくり技術科」は基礎技術の習得に欠かせない同校の柱▽在職者訓練が人材育成に手間を掛けられない中小企業から期待されている▽冬季に凍結して訓練に使えない工作機械がある-などを訴え、さらなる充実や改善を求めた。

商工会議所・商工会からの要望書では、普通課程が定員に達していない現状でも地域には必要な人材育成の場であることを訴え、最先端の技術について幅広い基礎を身に付けられる訓練科目への見直しも求めた。

金子ゆかり諏訪広域連合長は岡谷技専について「この地域にとって不可欠な存在として発展してきた、地域の歴史の核。技術の習得は景気の厳しいときこそ力を発揮する」と地域での重要性を強調した。

土屋産業労働部長は、普通課程のカリキュラムの見直しや設備の整備の必要性に理解を示し、「行政、産業界の皆さんが一緒に要望に来たことの重さを受け止めて考えていきたい」と述べた。

県内の技専校6校については昨年度の包括外部監査で「統廃合は検討に値すると思われる」とされたが、土屋部長は「まずは充実させて地元産業界のニーズに応えられる技術専門校にしたいという思いで取り組みたい」とした。

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