来月3日市川笑野舞踊会 市川右田六さん出演

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9月3日カノラホールで開かれる第5回市川笑野舞踊会に、岡谷市郷田出身のもう一人の歌舞伎役者、市川右田六さん(本名岩出隼門)さん(23)が出演する。右田六さんは今年1月、市川喜美介から改名し、市川右團次一門の立役として新たな一歩を踏み出した。今回の舞台は故郷で初の改名披露となる。

師匠の市川右團次さんは三代目市川猿之助(現猿翁)さんの元で、市川右近を名乗り澤瀉屋の一員として活躍したが、今年1月、上方歌舞伎の大名跡である市川右團次の三代目を襲名し、屋号を高嶋屋に改めた。右田六さんは、これに伴い同門二人と共に改名。「右田六」は江戸時代の歌舞伎役者で、二代目になるという。

幼いころから踊りやダンスが好きだった右田六さんは、6歳から日本舞踊を習い始めた。右田六さんの家は笑野さんの実家の隣り。神明小の2分の1成人式では「歌舞伎役者になる」と発表するなど、右田六さんも舞台への夢を膨らませていた。14歳で藤間流名執を取得。市川猿之助一門のスーパー歌舞伎に魅せられ、出演していた笑野さんにも会い、歌舞伎役者への道を決断した。

2010年、数年に1回しかない国立劇場の歌舞伎俳優養成科研修生募集に合わせて岡谷東高校を中退し、試験に合格。13年、第20期歌舞伎俳優研修を修了して猿之助一門の市川右近さんに弟子入り。市川喜美介の名前で初舞台を踏んだ。日本舞踊は昨年師範を取得。カノラホールには14年、市川笑野舞踊会に出演している。

今回は午前11時からの第1部、午後3時半からの第2部のいずれも第2ステージで長唄「浦島」を踊る。

右田六さんは「笑野さんの20周年記念公演に右田六の改名披露として踊らせていただけることに感謝しております。笑野さんには幼い時からお世話になり、澤瀉屋でご一緒の時はもちろん、今高嶋屋に変わっても、岡谷での舞台に声をかけていただきうれしく思っております。精いっぱいつとめます」とメッセージを寄せている。

舞踊会のチケットは全席指定でA席7000円、B席5000円。問い合わせは市川笑野後援会事務局(ライフプラザマリオ内、電話0266・28・8740)へ。

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