先駆け堂々曳き子鼓舞 「前宮二」前メドに初の女性

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並んで前メドに乗り、威勢よくおんべを振って曳き子を鼓舞する篠原さん(右)と清水さん

並んで前メドに乗り、威勢よくおんべを振って曳き子を鼓舞する篠原さん(右)と清水さん

山出し2日目の3日、米沢・湖東・北山地区が担当する前宮二の前メドに、篠原友紀さん(21)=糸萱=と清水杏美さん(32)=湯川=の女性2人が初めて乗り込んだ。長峰から木落し公園に向かう道中、メドデコの上部から「よいさ」「よいさ」と威勢のいい掛け声で曳き子を鼓舞した。

2人はともに、3地区の有志でつくる「三友会」に所属する。同会によると、同地区では後メドに乗った女性や子どもはこれまでにもいたが、前メドは今回が初めてだ。

「女が乗ることで柱が汚れると思う人もいる。昨年末には悩んだ」と篠原さん。それでも周囲の後押しで実現すると、「メドでは感謝の気持ちを込めておんべを振った」。三友会の両角力会長は「うちの地区で認められた2人。仮に周りから何か言われても、うちらの柱にはみんなで乗り越えられる団結力がある」と強調する。

篠原さんは綱渡り後に最上部の花形「トンボ」で曳行に景気をつけ、清水さんは周囲の勧めを受けて飛び入りで乗った。その後、茅野高校前付近で2人そろって前メドへ。清水さんは「御柱に関わりたい女性はたくさんいると思う。その先駆けになれたかな」と誇らしげに大役を振り返った。

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