高遠そば復活20年 12月16日に記念式典

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伊那市高遠町のそば打ち団体で構成する高遠そば20周年実行委員会(飯島進実行委員長)は8月31日夜、同市高遠町総合福祉センターやますそで1回目の会合を開いた。高遠そば復活20周年の節目の年を記念したシンポジウムと式典、祝賀会を12月16日に開く事業計画を決めた。祝賀会では、栽培が始まった入野谷在来種のそばと、高遠辛味ダイコン、在来ネギ、在来トウガラシを組み合わせた「究極の高遠そば」を提供する。

高遠そばは、江戸時代に高遠藩が将軍家へ献上するほど盛んだったが、一時廃れた。高遠藩主だった保科正之の転封先の福島県会津若松市に高遠そばとして残っていたのを「逆輸入」し、高遠そば会が1998年に立ち上がって高遠そばが復活した。

シンポジウムでは、正之ゆかりの福島、山形両県から高遠そばの関連ゲストを招き、入野谷在来のそば栽培で指導役を務める信州大学農学部の井上直人教授とのパネル討論会を計画。高遠そばの今後の展望を語り合ってもらう。

20年間の歩みを振り返る記念誌も発行する。各団体の代表者が高遠そばへ込めた思いを収録する。一方で近年は高遠そばの視察が増えていることから、資料として使える内容にもする。

会合で飯島実行委員長は「20年間やってきた区切りと同時に、今後の10年、20年の歩みを新たに考える機会にしていきたい」と意気込みを話した。

2回会合は10月中旬を予定している。

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