「まるや」今月末で閉店 赤字脱却できず

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今月末で閉店することになった「まるや」

企業組合労協ながの(長野市)は30日で、諏訪市諏訪1の食料品店「まるや」を閉店する。テナントとして入居していたJR上諏訪駅前の旧スワプラザ商業棟の閉鎖後に現在地に移転、2015年8月に再オープンしてから2年余。同店は「赤字運営から脱却できなかった」としている。

買い物に不都合を感じる地元の高齢者らに利用してもらおうと、広さ約100平方メートルの店舗で肉や魚、野菜、日用品などを販売してきた。1日平均の利用者数の最低目標に掲げた150人に届かず、80~90人ほどにとどまっていた。店舗販売だけでなく、立石町や大和など上諏訪地区内で出張販売を取り入れたり、困っていることを聞く懇談会を地域で開いたりして活路を見いだそうとしたが、運営は好転しなかった。

増田收人南信事業本部長は「小売りだけでなく、地域の困り事も聞いて連携しようと考えたが、ネットワークをつくり切れなかった」と話した。

散歩を兼ねて週1、2回利用している近くの女性(70)は「近くて便利だったが不便になる」と残念そうだった。

閉店後、現在の店舗で労協ながのとして何らかの新事業ができるか検討しているという。16年10月から月1回、同市湯の脇の温泉寺で子どもらに食事を提供してきた「こども食堂」を10月以降継続するかは未定。

駅前の民間開発ではスーパー「ツルヤ」(小諸市)が18年11月のオープンを目指して準備している。

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