ボッチャ挑戦の神澤さんをフリマで応援

LINEで送る
Pocket

ボッチャでパラリンピック出場を目指す神澤章好さん

下半身まひの障がいのある神澤章好さん(47)=諏訪市四賀神戸=が、革のボールを投げ目標球にいかに近いか競う「ボッチャ」で2024年のパラリンピックを目指している。機能回復訓練で通う諏訪市社会福祉協議会運営のリハビリ特化型デイサービスセンター「アストレ城南」(同市高島1)は、神澤さんの前向きな姿勢を後押し。10日に同市の湯小路いきいき元気館で開かれる「ボラセンフリマ」に出店し、食器やタオルなどを販売して競技用具の購入資金に充てる。

神澤さんはアストレ城南で、リハビリを兼ね指導的立場になって他の利用者とボッチャを楽しむ。ただ、同施設に競技用の用具はなく、お手玉をビニールテープで巻いた職員手作りのボールが唯一。競技用ボールとは「重さや感触も異なり、本物には程遠い」という。

小脳が徐々に萎縮する病気が発症し、神澤さんは5年ほど前から車椅子を使っている。以前は硬式テニスやバスケットボールも好きだったといい、「何かスポーツをしたい」と思っていた。

そんな中、ボッチャ経験者に勧められて練習を開始。これまで大きな大会の出場経験はないが、東御市であった交流会には参加した。障がい者にスポーツを提供している「サンスポートまつもと」(松本市)に月1回の割合で通い練習を重ねている。

「(ボッチャをしていると)やっている時間を忘れるくらい夢中になる」と神澤さん。パラリンピック出場に向け、まず「物をつかむ感覚を一日少しずつでもいいから覚えたい。自宅近くで本物(のボール)を投げることができれば」と話す。

目標額は5~6万円。アストレ城南の山田和成所長(50)は「神澤さんが目標に向って努力する姿は利用者全員の励みにもつながる。パラリンピック出場の目標が実現できるよう応援していきたい」として、多くの来場を呼び掛けている。

ボラセンフリマは市社協のボランティア・市民活動センターが主催。13団体1個人が出店し日用品やクラフト、農産物などを販売する。午前10時~正午。

おすすめ情報

PAGE TOP