諏訪湖上に芸術の華 全国新作花火大会

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アイデアのある作品が打ち上がった第35回全国新作花火競技大会。湖上に大輪がきらめいた準優勝の「心に染みる夜空の花」

第35回全国新作花火競技大会(諏訪観光協会や諏訪市などでつくる実行委員会主催)は2日夜、諏訪市の諏訪湖で開き、県内外の花火師25人が独創的な花火を打ち上げた。競技以外のスターマインを合わせ計32セット、約1万8000発が湖上にきらめき、観客を魅了した。

10号玉2発、3号玉10発をイメージ曲に乗せて打ち上げた。光を発するホタルイカの群れやライオン、おぼろ月などを表現。時間差で光を点滅させるなど技巧を凝らし、観客から歓声が上がった。

競技以外にも100連発の打ち上げ花火、音楽のテンポに同調して開くミュージックスターマイン、半円状に広がる水上スターマインが大会を彩った。

審査の結果、最高賞の経済産業大臣賞は、光の点滅を色とりどりの花火で表現した新堀雄一さん(野村花火工業、茨城県)の「むすんでひらいて」が受賞した。新堀さんは2連覇。

諏訪湖の夏の花火シーズンの締めくくりの大会。この日は風が強く、諏訪湖畔公園側の観客席に落下する燃えかすに注意するよう呼び掛ける会場アナウンスが何度も流れた。

実行委によると、約30万人が見物。友人3人と一緒に鑑賞した諏訪清陵高校1年の林彩乃さん(16)=諏訪市=は「花火の形もBGMの音楽もユニークなものが多くて楽しかった」と喜んだ。

準優勝以下の結果は次の通り。

▽準優勝=「心に染みる夜空の花」小幡知明(菊屋小幡花火店、群馬県)
▽奨励賞=「Gold Rush」片山智貴(イケブン、静岡県)
▽殊勲賞=「リングと螺旋」柿本尚輝(マルゴー、山梨県)
▽技能賞=「虹色月下美人」丸山和晃(信州煙火工業、長野市)
▽敢闘賞=「胸がドキドキ飛び出しハート」加藤克典(加藤煙火、愛知県)

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