「タケミナカタ」で魅了 市川笑野さん舞踊会

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鼓舞「タケミナカタ」で岡谷で織られた衣装をまとって巫女を演じる市川笑野さん

岡谷市出身の歌舞伎俳優、市川笑野さんの第5回舞踊会が3日、同市のカノラホールで開かれた。歌舞伎界に入って20年の記念公演で、諏訪大社の祭神「建御名方」に焦点を当てた鼓舞「タケミナカタ」などを上演し、地元ファンを魅了した。

市川さんは1979年、岡谷市生まれ。日本舞踊教室を開いていた母親に幼少期から踊りの手ほどきを受けた。83年に母親の師である藤間微野さんに師事。97年に岡谷東高校(同市)を卒業後、三代目市川猿之助さん(現二代目猿翁)に入門し、20年となった。2014年に市観光大使に就任した。

「タケミナカタ」は市川さんが構成・演出も手掛けた。「岡谷市の観光大使となって初めての舞踊会。故郷諏訪の信仰や風土を表現できる作品になれば」と願って創作したという。市川さんが神降ろしの巫女とタケミナカタの二役を演じた。

前半の巫女の場面では岡谷産シルクで織られた長絹をまとい、幻想的な舞を披露。タケミナカタとなった後半は迫力ある演舞を繰り広げた。地元の岡谷太鼓保存会や木やり衆も出演し、記念の舞台を盛り上げた。

この日は同じく岡谷市出身の市川右田六さんも出演。長唄「浦島」を舞った。

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