諏訪山岳会 10日に50周年記念式典

LINEで送る
Pocket

諏訪市を拠点に活動する諏訪山岳会(堀内俊彦会長)は、創立50周年の記念式典を10日正午から同市のホテル成田屋で開く。同山岳会員や近隣市町村の山岳会などから約50人が参加。諏訪山岳会の発展に貢献した現役会員4人に感謝状を贈り、50年の歩みを振り返るスライドを上映して、会の継続と発展に弾みを付ける。

記念事業実行委員会をつくり関連事業も実施。式典のほか、50周年に合わせて「八ケ岳50ルート」をまとめ同山岳会のホームページで近く紹介する。八ケ岳に登る既存ルートのほか、同山岳会が開拓したルート計50コースを案内。初の記念誌も作る。

諏訪山岳会は諏訪市山岳協会を改組し1967(昭和42)年に設立した。会長を務めた島田良さん(80)=諏訪市=によると、自身が県山岳協会のアラスカ遠征隊長として赴くのを機に、市体育協会傘下から「独立」。以来、県山岳協会の中でも率先して活動し会員の技術レベル向上に努めている。発足当初の会員は30人ほどだったという。

現在の会員は約25人で、諏訪市中心の30~80代。山岳会では毎月1回、会員が八ケ岳をはじめ北アルプスや南アルプスなどに入山。岩登りなどを行い技術を磨き、会員の中にはネパールやアラスカなど海外登山に臨み、諏訪地区山岳遭難防止対策協会の隊員として、山岳遭難の予防や救助に携わっている。一般市民が参加する市民登山を毎年8月実施。10年を目安に会報を発行している。

「八ケ岳50ルート」は、八ケ岳に登る諏訪地方からのルートを主にして紹介。これまで、それぞれが山行した30ルートを同山岳会のブログで紹介してきたが、50周年に合わせて20ルートを追加。一般的な登山道や岩登りルートなどのほか、50周年記念で開拓した蓼科山近くの岩場「東トキン」のロッククライミングコースも紹介する。

10日は式典に先立ち、会員が岩場の練習場所として思い出深い諏訪市立石公園下の「両角岩」で記念撮影も計画する。3日は同市内に会員が集まり式典当日のスケジュールなどを確認した。

堀内会長(56)=茅野市=は「諏訪山岳会は海外登山を目指して発展してきた。近年は登山形態や志向が変化、チームでの登山から個人の山行に変わってきている」と指摘。また、若者より中高年の会の加入希望者が多いとした上で「登山技術を継承、安全な登山を伝える役割を果たしていきたい」と話している。

おすすめ情報

PAGE TOP