歌声で平和の力 17日、駒ケ根で音楽会

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平和音楽祭に向けて練習を重ねる合唱団員ら

伊那市のうたごえサークルざざむしの主催で17日に行われる第8回平和音楽会に向けて、公募で編成した合唱団が練習を重ねている。上田市の戦没画学生慰霊美術館「無言館」館長の窪島誠一郎さんが作詞した混声合唱組曲「こわしてはいけない~無言館をうたう」を、作曲者の池辺晋一郎さんの指揮で歌い上げる音楽会。団員らは「危うげにも見える今の時代へのメッセージにしよう」と気持ちを一つにしている。

「こわしてはいけない」は、今年開館20周年を迎えた無言館の開館記念事業の一環で創られた。全6章の合唱組曲では、画学生たちの思いや平和の大切さなどを伝えている。組曲では、第2章に憲法をこわしてはいけない―との思いがこもる。音楽会では、憲法施行70年の節目の年に歌声を合わせ、平和の力にする。

ざざむしは毎年8月、核兵器廃絶を訴える平和音楽会を開き、賛同団体とともに合唱や演奏を通して平和への思いを伝えている。過去7回は合唱と語りによる構成組曲「平和の旅へ」のステージをメインに、「ナガサキの語り部」として核兵器廃絶を訴えてきた渡辺千恵子さん(故人)の半生を、合唱と語りで伝えてきたが、今年は「こわしてはいけない」を取り上げた。

音楽会に向けて練習は終盤。伊那市東春近の女性(61)は「窪島さんの歌を池辺先生の指揮で歌えるまたとない機会なので参加した。しっかり歌いたい」と意気込む。ざざむしの田畑良治代表(78)は「目標としていた100人の団員を集めることができた。当日は会場を満員にして、平和を願う私たちの思いを伝えたい」と話している。

平和音楽会は17日午後2時から、駒ケ根市文化会館大ホールで開く。第1部は窪島さんの講演会、第2部は「こわしてはいけない~無言館をうたう」のコンサートで、窪島さんと池辺さんのミニ対談やマリンバ演奏もある。チケットは前売り一般1500円、高校生以下500円(当日は各200円増し)。

問い合わせは大場さん(電話0265・94・3594)へ。

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