伊那の和太鼓集団 「大太坊」が日本一決定戦へ

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伊那市西春近を拠点に活動する和太鼓集団「大太坊」が、太鼓祭・第11回和太鼓コンテスト東日本一決定戦(3日、埼玉県鴻巣市)の組太鼓一般の部で優勝した。3年ぶり2度目の東日本の頂点で、12月10日に大宮ソニックシティ(さいたま市)で開かれる日本一決定戦への出場権を手にした。

組太鼓一般の部には一次予選(ビデオ審査)を通過した8団体が出場。5分以内の曲で、演奏技術や演奏表現を競った。

大太坊は、メンバーの藤井克己さんが作曲したオリジナル曲「打合い」を演奏した。昨年の大会では観衆の気持ちをつかむことができず、入賞を逃した曲だったが、今年は構成を変え、打ち手の人数も4人から9人(男性7、女性2)に増やして臨んだ。

本選の舞台では、締太鼓のリズムに乗って、長胴太鼓を競い合いながら打ち鳴らした大太坊。特別審査員票と観衆票の合計は2位以下を大きく引き離し、圧巻の優勝だったという。長胴太鼓7基の中央で最初にばちを振り下ろした前原元さん(24)は「空気を換えるつもりでバーンと入った。その日に出せる一番の演奏ができた」と振り返った。

メンバーらは日本一を目指して再び稽古に入る。芸術監督の北原永(ひさし)さん(63)は「3年前に日本一を取ったときは僕の曲で、僕が考えた構成だった。今度は若手だけで手にした優勝で、レベルが高い東日本を突破できたことの手応えを感じていると思う」と評価。チームリーダーの伊藤一馬さん(29)は「去年は惨敗だったので、まずは東日本の予選を通過できて、ほっとしている。気持ちを入れ替えて稽古をし、チャレンジャーのつもりで本大会に臨みたい」と話している。

大太坊は9日に伊那市の伊那スキーリゾートで開かれる第13回熱響太鼓まつりに出演。東日本優勝曲も演奏する。

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