就業体験幅広く かみいなインターンシップ

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現場の雰囲気に触れながらインターンシップに取り組む学生=駒ケ根市のナパック

上伊那地方の企業が一斉に学生の就業体験を設ける「かみいなインターンシップウイーク」が4~9日の6日間の日程で行われている。経済団体や行政機関などでつくる上伊那地域若者人材確保連絡協議会が呼び掛けて初めて実施し、13事業所が参加。この機会に複数のインターンシップを掛け持ちする学生もいて、企業側も地元就職を選択肢の一つに考えてもらおうと積極的に取り組んでいる。

企業が学生を受け入れ、就職活動につなげるインターンシップ。都市圏では数多く参加する機会があり、情報もあふれていることから今回、企業単独ではなく上伊那地域の産業界と行政が力を合わせることで発信力を高めた。集中開催により、一度の帰省で複数の企業のインターンシップが受けられるよう配慮した。

焼結部品製造のナパック(駒ケ根市)では、同市出身で亜細亜大学経営学部3年の宮澤今日介さん(21)と、伊那市美篶出身で山梨学院大学法学部3年の平岩誉之さん(20)の2人が5、6の両日、インターンシップに取り組んでいる。

「地元の企業に今まで触れたことがないので、調べていてインターンシップウイークのホームページにたどりついた。ウイークの期間中は小売業でも体験を予定しており、違った職場に行けるのはとてもいい」と宮澤さん。

平岩さんは「幅広く就職を考えていこうと思っている。仕事内容に加えて、職場環境もこのような機会に見ていければ」と、実際の製造過程を実習しながら現場の空気を感じ取っていた。

学生のインターンシップを今年度から導入した同社。総務課主任の黒河内友英さんは「情報過多の時代にあって、中小企業単独で学生にアピールするのは難しいだけに、広域連携による情報発信力は私たちにとって大きなメリット。行政が関わることで信用力も高まる」と話した。

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