伊那西部保育園再開願い 伊那西小6年生奮闘中

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伊那市伊那西小学校6年生17人は、地域に人を呼び込み、休園中の伊那西部保育園(同市小沢)を再開させたい―と活動に取り組んでいる。1学期から話し合い、▽保育園でのイベント開催▽園舎の掃除▽地域のPR活動―の三つの活動を計画。2日には地域住民に参加を呼び掛けて「伊那西秋まつり」を同園で行い、地元を盛り上げた。

保育園は2012年4月、園児数の減少に伴い休園となった。休園前、最後に卒園した6年生は今年4月、保育園の存続問題を取り上げた長野日報の記事を読み、「保育園を続けてほしい」という思いを強めたという。

「自分たちにできることはないか」と考えるようになった児童ら。学級内で話し合いを重ね、「インターネットで保育園や市をPRし、住む人を増やそう」「保育園でイベントをして、保育園があることを知ってもらおう」など意見を出し合った。

イベントの第1弾として「伊那西秋まつり」を企画。手作りのチラシやポスターで地域に参加を呼び掛けた。まつりに先立ち、7月上旬には園内の遊具の清掃や花壇の手入れをした。イベント直前にも園舎内の掃除をして来場者を迎える準備を整えた。

秋まつりには地域住民や児童ら約90人が来場し、宝物探しや遊びのコーナーなどを楽しんだ。「来る人は30人くらいだと思っていたので、びっくりした。もう1回、何かやりたい」と高橋駆君(11)。17人は達成感を胸に、次のイベントを考えている。

今後は活動の三つ目の柱にしているPR活動にも取り組んでいく。インターネット上でのPR、ポスター制作など案を出し合い、検討が進んでいる。

小野沢心さん(11)は「自分たちの思い出がある保育園。自分たちでポスターを作らないと心が伝わらない。この地域にたくさんの人が来て、保育園にも学校にも人が増えてほしい」と願う。

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