諏訪でIoTサミット 国内外240人参加

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ものづくりとIoTをどう結び付けるか考えた「スワコンバレー IoTサミット2017」

インターネットとモノをつなぐIoTの普及を図る催し「スワコンバレー IoTサミット2017」が8日、諏訪市のホテル紅やで開かれた。岡谷市の企業などでつくる実行委員会が初めて企画。諏訪地域をはじめ国内外の製造業や商社などの関係者約240人が参加し、パネルディスカッションや基調講演などを通してIoTをものづくりなどにどう融合させるか考えた。

パネル討論ではIoT関連の事業に取り組む県内外4社の関係者が意見交換。東芝デジタルソリューションズの天野隆・ソフトウェア技師長は「諏訪は精密企業が集まっている地域として世界的にみてもユニーク。(企業間の)壁を低くしてグローバルに発信できれば諏訪の特長を生かしたIoTの形が見えてくる」と指摘。ものづくりとの融合では「現場の問題意識も大事」とした。

諏訪地域の製造業は人手不足が悩み。精密測定機器製造を手掛けるテクロック(岡谷市)の原田健太郎社長は「IoTを観光や農業、医療に展開することで人手不足解消や技術継承につながるのでは」と語った。

パネル討論に先立ち、東芝デジタルソリューションズの天野さんが基調講演。現在のデジタル変革は「技術ではなく、ビジネスそのものの変革」と強調。ネットワーク化であらゆる人がつながり、デジタル化で無数のシミュレーションが可能とした。「情報流出防止が重要」と述べた。

実行委は今後も催しを計画する予定。実行委幹事会社代表でもあるテクロックの原田社長は「今後、IoTやAI(人工知能)はどの産業分野でも無視できない。新たなビジネスチャンスの第一歩にしてほしい」と話した。

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