棚田の酒米稲刈り 中川村飯沼

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「今錦おたまじゃくし」の原料米を収穫する人たち=中川村飯沼の棚田

中川村大草飯沼の棚田で9日、同村の米澤酒造が特別純米酒「今錦おたまじゃくし」の原料米にする「美山錦」の稲刈りがあった。地元住民や今錦を愛飲する県外の消費者ら約60人が参加。棚田を管理する飯沼農業活性化研究会の案内で棚田11枚、計50アールに栽培したコメを収穫した。

農地の荒廃防止と景観保全を目的に毎年行い、14年目。棚田は中川を代表する景勝地で、遠方には中央アルプスの山々、眼下には天竜川も望める高台にある。稲刈りは手刈りとコンバイン4台で実施。参加者は好天の下、汗をぬぐいながら作業に集中した。

稲は5月の田植え以降順調に生育。予想では2400キロ前後の収穫量が見込めそうだ。コメは乾燥、精米を経て12月に仕込み、来年2月には新酒として蔵出しする計画。研究会の寺平宗人会長(68)は「コメはまずまずの作柄。米澤酒造さんには最高の清酒になるよう仕込んでいただき、出来上がりをみんなで楽しみたい」と期待した。

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