「縄文」を楽しもう 茅野でライフフェス開幕

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風船を飛ばして開幕を祝う関係者たち=茅野市の与助尾根遺跡

縄文時代の土偶や遺跡が数多く残る茅野市で9日、「縄文」を学び、楽しむイベント「八ケ岳JOMONライフフェスティバル」が開幕した。10月22日まで44日間、「生きる」をテーマにした35のイベントを繰り広げる。初日はオープニングセレモニーや作家原田マハさんの講演などが行われ、尖石縄文考古館の入館者は600人に達した。

セレモニーは、竪穴式住居が立ち並ぶ与助尾根遺跡(同市豊平)であり、約120人が集まった。実行委員長の柳平千代一市長と茅野商工会議所の宮坂孝雄会頭があいさつ。山田利幸教育長の開会宣言に続いて風船を飛ばし、開幕を祝った。

近くの市尖石縄文考古館では、アーティスト後藤映則さんが制作した記念シンボルオブジェの除幕式。ドングリのみそで作ったみそ汁が振る舞われ、会場の雰囲気を盛り上げていた。東京都日野市から初めて訪れた会社員進藤丈嗣さん(35)は、茅野市から出土した国宝土偶2体と対面。「表現力や想像力がとても豊か。誰がどういう考えで作ったか。ロマンを感じます」と語り、期間中に開かれる考古学関連の講演会に関心を寄せていた。

フェスティバルは、茅野市や茅野商議所、市民などで作る実行委員会が主催。3年に一度のトリエンナーレ形式で行われる。初開催の今回は「第0回」で、東京五輪で世界の注目が集まる2020年に「第1回」を開く計画だ。

期間中は、尖石縄文考古館が入場無料。尖石史跡公園では10月7日に夜の火祭り、翌8日に尖石縄文まつりが行われる。

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