駒工で高大連携プロジェクト 産総研と東工大から講師

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駒ケ根市の駒ケ根工業高校は4日、東京工業大学(東京都)の2015年度基金事業を活用した講演会を同校電気科棟で開いた。電気科の2、3年生76人が、大学や公的研究機関で最先端の研究に取り組む研究者の話を聞き、進路選択や課題研究に役立てた。

同校と共同研究で連携の実績がある東工大が進めている「工業高校との高大連携ものづくり人材育成プロジェクト」の一環。国立研究開発法人産業技術総合研究 所(産総研)から主任研究員の黒田隆之助さんとブライアン・オロークさん、東工大からは原子炉工学研究所准教授の林崎規託さんを講師に招いた。

黒田さんは「先端量子ビーム研究と社会との関わり」をテーマに講演した。産総研が担う「科学技術を社会に還元する役割」も解説。研究分野の一つの計量計測 技術開発を例に、「作りながら測る、動いているものを測るというものづくりと計測を一緒にできる技術を、世界に先駆けて開発することで日本の競争力を強化 することができる」と述べた。量子ビームを使った計測技術の可能性も説明した。

講演は生徒のキャリア教育を兼ねて計画。内容はハイレベ ルで、テーマには物質分離や医療分野への応用が期待される粒子加速器も取り上げられた。同校の牧村浩明教頭は生徒らに「最先端の研究が自分たちの生活にど のように役立っているのか、考えながら聴いてほしい」と呼び掛けていた。

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