空き家生かし活性化 諏訪市が駅周辺で事業

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空き家の活用へ浜町などJR上諏訪駅近くの街並みを見学する参加者

諏訪市は、まちづくり団体など民間と連携してJR上諏訪駅周辺の空き家や空き店舗の活用策を探る。アドバイザーを派遣する県の支援事業を活用、継続的な空き家見学会の実施体制も研究する。11日には第1回の研修会が同市諏訪のまちづくり拠点施設「すわまちくらぶ」であり、アドバイザーが空き家活用の意義を語った。

空き家の活用が課題となる中、にぎわいづくりへ新たな使い方を探り、空き家再生に関わる人材を育てる。区域は駅東側の商店街や旧甲州街道、酒蔵の周辺などを想定し、歴史や文化を生かして検討する。県の「信州まちなかリノベーション推進事業」を活用し、事業期間は2018年度までの2年間。

初回は、空き家の保全や活用を担当する都市計画課や地域戦略・男女共同参画課などの市職員のほか、県職員、宅地建物取引業協会、すわまちくらぶ運営協議会メンバーら約30人が出席。空き物件などを活用して末広の活性化を考える有志グループ「末広プロジェクト会議」の会員も参加した。

不動産会社を経営し、空き家の仲介を手掛けるアドバイザーの倉石智典さん(44)=長野市=が、長野市の善光寺門前で自身が関わる空き家活用のにぎわいづくりについて説明した。機織りができるカフェや仕事場を分け合うコワーキングスペースといった事例を紹介。「空き家は宝。可能性があって面白い」とし、「これまで既存の建物の使いこなし方を考えてこなかった。空き家の使い方を集積して」と呼び掛けた。

参加者は駅近くの浜町や元町、末広周辺のまち歩きをして、現状を確認した。

今年度はあと2回行い、まち歩きなどを予定。来年2月ごろの第3回には一般募集して空き物件の見学会を計画している。

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