諏訪湖ヒシ面積拡大 長期的には縮小傾向

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県水産試験場諏訪支場は12日、異常繁茂が課題となる諏訪湖の水草ヒシの今夏の繁茂面積がピーク時で170ヘクタール(速報値)だったと発表した。湖全体に占める割合は13%。昨夏の確定値に比べて14ヘクタール拡大したが、同支場は「長期的にみれば縮小方向で推移していると考えている」としている。

今夏の調査は7月25、26、28日に実施。船に乗りながらヒシ群落の外縁位置を全地球測位システム(GPS)で計測し、得られた情報から面積を出した。

調査は2005年に開始した。09~13年度は200ヘクタールを超える年が多かったが、その後は増減を繰り返しながらも100ヘクタール後半で推移。刈り取り船による除去効果が出ているとみられる。

今後、昨年までの分布状況と比較して分析。来年3月に予定する諏訪湖環境改善行動会議で報告、対策を検討する。

ヒシは、窒素やリンを吸収して水質浄化に役割を果たす半面、枯れて沈むと水質を悪化させ湖底貧酸素を引き起こす要因にもなる。

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