諏訪大社上社山出し閉幕 3日間の人出52万人

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氏子が一致団結して対岸へと柱を引き上げる=本宮三

氏子が一致団結して対岸へと柱を引き上げる=本宮三

諏訪大社御柱祭の上社山出しは4日、御柱5本を曳行(えいこう)し、木落しや川越しをして茅野市安国寺の御柱屋敷に到着した。これで8本全てが曳(ひ)き着けられ、3日間の日程を終了した。諏訪地方観光連盟御柱祭観光情報センターによると、期間中の人出は氏子、観衆合わせて52万1000人。2010年の前回より1万2000人(2.4%)増えた。

前宮二と本宮三の川越し、前宮三と本宮四、前宮四の3本の木落しと川越しがあった。朝は強い雨が降ったが、午前9時半ごろにはほぼやんだ。この日最初の川越しに臨んだ前宮二の氏子の女性は「川越しで川に入る人もいる。雨にぬれても頑張りたい。みんなで力を合わせるのが御柱祭」と小綱を握る手に力を込めた。

御柱屋敷に曳き着けられるたびに、氏子たちは万歳などをして喜びを表現。大総代らは「氏子の皆さんが底力を見せてくれた」「感無量です」と感謝の言葉を口にした。地元のちの・宮川地区が担当した最終の前宮四は、午後4時半すぎに宮川の川越し地点に到着。力を振り絞って綱を引き、同5時半前に御柱屋敷への曳き着けが終わると、大きな歓声が起きた。前回のような夜間曳行はなかった。

同観光情報センターによると、3日間の人出の内訳は氏子が前回比7.7%増の8万4000人、観衆が1.4%増の43万7000人。初日、2日目が天候に恵まれたほか、「今回は柱が太く、(大総代らが)氏子の参加を呼び掛けたことも要因ではないか」としている。

3日目の人出は氏子2万7000人、観衆9万3000人の計12万人で、前回とほぼ同じだったという。

御柱屋敷では5日、注連掛(しめかけ)祭が行われ、御柱の到着を神前に奉告する。御柱は同所に安置され、5月3~5日の里曳きを待つ。

勇壮な木落しで知られる下社山出しは4月8~10日に行われる。

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