七久保診療所11月末閉院 飯島町が説明

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飯島町が開設している同町七久保の七久保診療所は、11月末で委託医師が不在となるため、閉院となる。町は12日夜、地元区の区会役員や自治会長らを対象とした説明会を七久保林業センターで開き、経緯や今後の対応について報告し、出席者と意見交換した。

町によると、6月末に同診療所の廣瀬義明医師(81)から、高齢となり健康に不安があるため辞めたい―との申し出があった。町は廣瀬医師の顧問弁護士とも協議を重ね、11月末で診察を終えることを決めた。これまでにも同様の申し出があり、診療日数を減らすなどして対応してきた。

同診療所は国保直営診療所として1956(昭和31)年に開設。廣瀬医師は3代目で95年から診察している。町は以前から医師確保に向けて努めてきたが、後任のめどは立っていない。町は後任が見つかるまで建物をこのまま維持し、厚生労働省には「休診」として届け出るという。

今後、診療所に現在かかっている患者は他の医療機関に照会するなど対応。移動手段のない患者にはデマンドバスなどの利用を勧めていくという。

説明会には約30人が集まり、出席者からは「町内の他の医師がサテライトで来ないか」「照会は素早く対応してほしい」との意見があった。

下平洋一町長は「地域から診療所がなくなるのは不安だと思う。町としても開業医の誘致に向け、今後も努力していきたい」と理解を求めた。

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