施設一体型の小中一貫 諏訪市小中再編基本構想

LINEで送る
Pocket

諏訪市教育委員会事務局は13日夜、現行の市立小中学校11校を将来的に東部、南部、西部の三つの施設一体型小中一貫校(義務教育学校)への再編を目指すとした小中再編基本構想素案を「未来創造ゆめスクールプラン基本構想検討委員会」の第9回会合で示した。学校の適正規模は小学校が1学年に複数学級、中学校が1学年3学級以上とする―とした。次回の同委員会で内容を詰めた後、地域懇談会を行い、構想をまとめる。

再編する具体的な校名や時期は示さなかったが、適正規模が組めない小中学校や校舎の老朽化が進む学校を優先して進めるとした。市教委は基本構想策定後に、より具体的な中身を盛る基本計画を作る意向。

「学校教育の質の向上」「豊かなコミュニケーション」「多様な連携」などの視点で小中一貫校化を図る。9年間を見据えた教育を行い、学習や生活で課題を抱える「中一ギャップ」の改善を目指す。5、6年生の学習指導では教科を選んだ上での教科担任制の導入を考える。

諏訪ならではの素材を活用した教育を重視。小学1年生から中学3年生まで年齢の幅を生かした異年齢交流を促進する。

義務教育学校は小中学校の「6・3制」を弾力的に変えられる。素案では「4・3・2制」などを検討するとした。最終的には小中学生が同じ校舎で学ぶ施設一体型を目指すが、途中段階では分離型や隣接型で行うとした。通学区の弾力化を視野に入れる。

委員からは「4・3・2制は教育カリキュラム的に理想」「(小中一貫校化を目指す)『将来的』とはどのぐらいか」などの意見が出た。

今月25日の次回会合でも議論して素案を作成。その後、地域住民の意見を聞く懇談会を開いて基本構想をまとめる。

おすすめ情報

PAGE TOP