地下水取水の規制検討 諏訪市

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諏訪市の金子ゆかり市長は14日、市役所で開いた市環境審議会(沖野外輝夫会長)に、水資源保全策のあり方について審議するよう諮問した。市自然環境保護条例に基づく地下水の取水に関する規制のあり方を議論する。来年1月をめどに答申する。

市は開発行為に対し、同条例で自然保護調整地区を指定し、無秩序な開発を規制している。地下水に関しては取水のための掘削をする場合に届け出を義務付けている。ただ、調整地区は山地部のみで、山裾や平地部は対象になっていない。東信地区では外国資本による水源域の土地取得計画が明るみになっていることも踏まえ、規制のあり方について意見を求める。

また、地下水の揚水量について、同条例施行規則では揚水可能量の70%以下としており、その妥当性も議論する。

初回は市が2015、16年度に実施した水資源の現状に関する調査結果を報告。水質分析をした業者は地下水の流れる経路について、山地部は山地部周辺で流れ、山裾は山裾周辺で流れるとし、経路は区分されると説明した。山裾の地下水の量はそれほど多くない、とした。

審議会は10月以降、事務局のたたき台を基に素案を審議。市は議論を基に素案を固め、11~12月に意見募集(パブリックコメント)する予定。同条例の改正が必要となった場合、市は来年の市議会6月定例会にも改正案を提出する見通し。

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