本から広がる活性化 高遠ブックフェス開幕

LINEで送る
Pocket

ブックフェスで行われたワークショップに参加する来場者

本をキーワードに地域活性化を図る高遠ブックフェスティバルが16日、伊那市高遠町で開幕した。18日まで「カミってる?」と題して、紙、神、髪などをテーマに、古本市や読書会、製本教室など多彩なイベントを企画。初日は仙醸蔵で「本のない読書会」として「読」という漢字の成り立ちについて語り合う催しがあった。

実行委員会が主催し、今年で9回目。県元気づくり支援金40万円を受けた。今年新たに画家の仲田朝見さんによる展示とワークショップ、表参道アトリエ「one day」によるスタイリングの実演を企画した。

本のない読書会では司会者の田中宏さんが「読」の部首の「言」の意味を「神様の祝詞を布や竹、箱に書いていた」と説明。「売」を「貝や宝石で罪を償うという意味だった」と述べた。参加者たちは古い漢字のつくりから成り立ちについて考えた。

仲田さんのワークショップはカク万伊藤園で開いた。300本の色鉛筆を使って名刺大の和紙に三角形で自由に絵を描くこつを「色をくっつけたり離したりして」「濃さや筆圧、配色によって表情が変わる」などアドバイスした。17、18の両日にもある。

高遠町図書館では3日間、「としょかんまつり」として除籍本の配布とポスターカラーで石に絵を描く教室を計画。仙醸蔵では17日、「ジャケ買い読書会」として、フェスで見た目で購入した古本について語り合う。

問い合わせは同図書館内実行委(電話0265・94・3698)へ。

おすすめ情報

PAGE TOP