進化する縄文土器 県立歴史館で秋季企画展

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区画模様が見られる諏訪市荒神山遺跡の土器などを展示する県立歴史館の企画展

県立歴史館(千曲市)は秋季企画展「進化する縄文土器」を開いている。県内外の6遺跡19点の重要文化財をはじめ、約5300~5100年前の縄文中期中葉の土器約90点を展示。東北信では流れる模様、中南信では区画模様と、地域によって模様の流行に違いがあったことを紹介している。11月26日まで。

線がまがりくねって流れるような模様は新潟県上越~北信の山間部で始まり、北陸から群馬県などに広がったとされる。一方、富士見町藤内遺跡や箕輪町丸山遺跡から出土した土器は、さまざまな形の区画を並べた模様で、「中部高地」と呼ばれる諏訪郡から山梨県にかけての地域など中南信で流行した。区画模様の土器は人間や動物をあしらった装飾も特徴だ。

前の世代の飾りを引き継いで進化させたり、他の地域から入ってきた飾りをまねてたりした土器が並び、当時の人々の世代や地域を越えた交流の様子が分かる展示もある。

歴史館では「縄文時代は約1万年続いたが、今回の展示の200年間だけでも、人と人との関係の中で土器の装飾が変化している」と話している。

午前9時~午後5時(入館は4時30分まで)。休館日は毎週月曜(祝日の場合は翌日)。一般300円、大学生150円、高校生以下無料。

出前講座が原村八ケ岳美術館で11月4日午後1時30分から開かれる。問い合わせは県立歴史館(電話026・274・2000)へ。

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