諏訪湖水質保全計画 素案中間報告

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第7期諏訪湖水質保全計画の素案について中間報告を受け、意見交換した県環境審議会=県庁

県環境審議会は19日、県庁で開き、策定中の「第7期諏訪湖水質保全計画」(2017~21年度)素案について中間報告を受け、意見交換した。県は、貧酸素対策に絡めて、ヒシの大量繁茂対策として盛り込んだ調査について「県の機関で実施し、水質、環境改善に向けて、基礎的な資料としてまとめたい」と方針を示した。

素案には、新たな取り組みとして▽水質目標値の項目に「透明度」を新設▽貧酸素対策の推進―などが盛り込まれている。このうち、新たな課題となる貧酸素は、ヒシの大量繁茂との関わりも指摘されている。

素案では、地域の取り組みとして継続されているヒシの除去作業も行いながら、環境改善の作業効果を確認するため、ヒシの繁茂状況や沈水植物の生育状況を確認する植生調査やヒシ除去場所の溶存酸素濃度調査の実施を行うとしている。

計画の5期、6期と続けている「上川・宮川流域」の流出水対策には、特に宮川について、県が水質調査を行う4河川(宮川、上川、砥川、横河川)の中でも、全窒素の濃度が他に比べて高いと指摘。水質調査のほか、流域内の雨量や農産物出荷量など調査を行って状況を把握し、地域の関係者と結果を共有、効果的な対策の検討を進めるとしている。

委員からは「見た目の透明度を目標値に入れたのは、住民にとっても分かりやすい」と評価の声があった。「地域の人が関心を持つような工夫を」「森林整備の大切さを分かりやすく明記を」といった注文もあった。

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