伊那中央病院北棟 来月5日竣工

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仕上げの工事が進む伊那中央病院北棟

伊那中央病院(伊那市)を運営する伊那中央行政組合は10月5日、がん診療の強化などで整備を進めている同病院北棟の竣工式を同所で開く。最新の放射線治療や検査機器を導入。健診センターも拡充して人間ドックの受け入れ枠を増やす。在宅療養の支援推進に向けて訪問看護ステーションの充実も図る。来年春の本格稼動を目指して順次供用を始める。

放射線治療装置「リニアック」を最新型に更新。がんの早期発見につなげる放射線検査装置「PET―CT(ペット・シーティー)は県下7番目で上伊那地方では初導入となる。機器の検査を経てからの運用となる。

健診センターは11月上旬にプレオープンし、来年当初の本格化に向けて準備。長期間の予約待ちとなっている人間ドックの利便性を高める。予約が1年間埋まっている状態の日帰りは従来の5倍の最大20人までの健診が可能となり、1泊2日も同様に予約混雑の緩和などで受診者の要望に応えていく。

北棟は本館北側に鉄筋コンクリート造りの2階建てで建設した。延べ床面積は4346平方メートルで、医療機器を除く建築部分の総事業費は約22億円。美容外来や展望レストラン、講堂なども入る。

美容外来は本館の形成外科外来から分離して、プライバシーも確保。レストランも現在の本館1階から移転して、南アルプスが眺められる2階に設けた。

同病院総務課は 「医療がより高度化し、開業医と連携を緊密にして多くの患者を受け入れていきたい」と説明。一般内覧会を病院祭が開かれる10月7日午後1時から行う。

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