諏訪市中洲小で「科学教育研究全国大会」 

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宮川の模型で川の流れを学ぶ児童たち

小、中学校での理科教育のレベル向上を図る「子ども科学教育研究全国大会」(ソニー教育財団など主催)が22日、諏訪市の中洲小学校で開かれた。全国から教員約300人が集まり、全クラスの理科授業を中心に参観。地域の教材を生かした取り組みに理解を深め、授業展開の参考にした。

同校は昨年度の「ソニー科学教育プログラム」で最優秀校を受賞し、同大会を開催。2013年度に続く受賞で、今回は「いのちの教育」がテーマ。諏訪湖や守屋山など諏訪地域の自然や歴史文化を教材に、郷土理解と併せた取り組みが高く評価された。

授業公開で、5年3組(山本一樹教諭)は単元「流れる水の働き」を公開。砂と木材で作った同校付近を流れる宮川の模型で、川の流れや土砂の運搬、堆積の学習をした。水を注ぐ角度や水量を変えながら実験。児童たちは水が流れる様子に、「上流の川幅が狭いと勢いが強い」「水の量が多いと、氾濫してしまう」とメモを取ったりタブレット端末で撮影したり、興味深そうに観察した。

生活や音楽の授業公開もあった。同校教員の研究発表や露木和男・早稲田大学教授の記念講演、各地の小、中学校教諭による発表も行った。ソニー教育財団の高野瀬一晃理事長は「理科以外の教科も見て、同校の総合力の高さを見ることができた。全国から集まった教員には同校の教育内容から学び、実践してほしい」と期待を寄せていた。

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