安富教授考案の高野豆腐 小袋の新商品発売

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家庭向けの高野豆腐「カミンこうや」をPRする関係者ら

飯田女子短期大学(飯田市)家政学科の安富和子教授=中川村在住=と同市内の企業、研究機関は、かむ力を高める高野豆腐の新商品を発表した。これまで学校給食などに使う業務用の大袋は販売されていたものの、子どもたちの「給食以外に家でも食べたい」という要望に応え、一般の人が買い求めやすいように少量を小袋に詰めている。

商品は19日に発売した「新あさひ豆腐カミンこうや」。従来の製品より1・8倍の固さに仕上げ、表面には短大ゼミのそしゃく啓発キャラクター「カミン」の表情が異なるイラスト6種類を焼き印するなど、子どもが楽しんで食べられるように考えている。

高野豆腐一つの大きさは乾燥時で、縦約25ミリ、横約20ミリ、高さ約15ミリの一口サイズ。同市の南信州・飯田産業センターと旭松食品が開発や製造に協力した。

安富教授は長年、そしゃくと健康の関係を研究。かみ応えのある高野豆腐の開発は2014年に着手し、昨秋には業務用として商品化した。その後、伊那谷の小中学校50校が給食用食材として約1万4000食分を使った。安富教授は「よくかむことが良好な歯並びや口内殺菌力の強化、知能発達、肥満防止、認知症予防につながる」とし、ゼミの学生と各地の学校でそしゃく推進の啓発活動も行っている。

21日に同短大で開いた会見で安富教授は「人の顎は10代後半まで発育する。子どもたちがよくかんで食べることで健康の基礎を身に付けてほしい」と願い、「カミンこうやは和風だしで煮るとおいしい」と新商品をPRしている。

「カミンこうや」は1袋100グラム(約36個)入りで、価格は360円(税込み)。同短大売店、旭松食品駄科店、飯田市内の歯科医院などで販売。今後は小売店やスーパーなどにも販路を広げる。問い合わせは旭松食品(電話0120・306・020)へ。

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