心一つで 伊那市南福地の諏訪神社御柱祭

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一之御柱の建て御柱に臨む氏子たち=24日、伊那市南福地の諏訪神社御柱祭

伊那市富県南福地の諏訪神社御柱祭は24日、一、二之御柱を境内に曳き建てた。氏子たちは、垂直に立った御柱を囲んで木やりや掛け声、万歳を繰り返し、7年目ごとに行う大祭を締めくくった。

三、四之御柱は23日に建て御柱をした。24日は南北2カ所に設けた御柱置き場から2本の曳行を開始。約1・5キロほど進んで参道の石段から境内に曳き着けると、御柱の先端を尖らせる「冠落とし」をして準備を整えた。

一、二之御柱は共にヒノキで長さは6・18メートル。毎回1寸ずつ長さを積み増していく習わしがあるという。氏子たちは「もっとゆっくり」「よし、いいぞ」などと声を掛け合い、心を一つにして御柱を建てていった。三之御柱(モミ)の先端部分の木片は「三」を「産」にかけて安産お守りにした。

同神社の御柱祭は諏訪大社の翌年に行い、南福地の上竹松、阿原、竹松の3地区で奉仕している。独特の節回しの木やりのほか、雲助の格好をした若者たちや、小学生8人による長持ちが祭りを盛り上げていた。

「重くて、暑くて大変だったけれど、頑張ってやることができました」と、長持ちをした富県小2年生の田中眞己さん(7)。牛山博夫祭典委員長(69)は「氏子の皆さんが力を合わせて、立派に御柱が立ち上がった。事故がなくほっとしている。地域の安泰と氏子の平穏を願いたい」と話していた。

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