宮所里山愛護会 遊休農地活用花畑づくり開始

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来春の開花を心待ちにしながら、幅広い世代で行った種まき作業

辰野町の宮所里山愛護会(堀内武男会長)は今秋も、区内の遊休農地を活用した花畑づくりを始めた。鮮やかなピンク色の花を咲かせ、県内外から見物客を集めるフクロナデシコは4年目。南隣のスペースでは、紫と白のムギナデシコも2年目の栽培を行う。25日は子どもから大人まで幅広い世代で種まき作業に励み、来年5月中旬ごろの開花へ希望を膨らませた。

同会は2012年から、地元有志約50人で活動。国道153号と里山の間に位置する遊休農地で、野生鳥獣害に強い作物を育ててきた。近年は新たな試みとしてフクロナデシコの花畑整備を進め、里山エリアの活性化と交流のきっかけをつくり出している。

来春用はフクロナデシコ約30アール、ムギナデシコ約2アールの花畑を用意した。種まき作業には、会員のほか学校が振り替え休日だった児童も参加。畑いっぱいの土を複数回おこして、種を手で丁寧にじかまきした後、フクロナデシコは会員手作りのローラーをかけて定着させていった。

5月には恒例の花祭りを開く予定。花が順調に育てば、里山のふもとにじゅうたんを敷き詰めたような色彩豊かな光景が広がる。来場者にムギナデシコの花摘み体験も楽しんでもらう考えだ。

堀内会長は「花畑が里山らしい情緒を生み、予想以上に多くの人が見に来てくれるようになった。他の作物のPRと合わせ、里山と遊休農地の活用を一層進めたい」と話していた。

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