塩尻峠改良全線完了へ 来月14日第3工区開通

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10月14日に開通する国道20号改良区間の「塩嶺大橋」=岡谷市

岡谷市の国道20号に新たに「塩嶺大橋」を建設するなど、国土交通省が国道20号下諏訪・岡谷バイパス事業で進めてきた改良区間(第3工区、800メートル)が、10月14日午後4時に開通する。同市から塩尻峠に向かう峠道の道路改良事業は、半世紀をかけ、これで全線が完了する。

同日現地で開通セレモニーが予定されており、式後に供用が開始される。

今回開通するのは、同国道を塩尻峠から岡谷方面に6・6キロ下って、「やまびこ公園入り口」交差点から先の大きくカーブする800メートルの区間。新たに、地面との高低差が最大約30メートル、延長221メートルの「塩嶺大橋」を建設し、上下線の走行車線(幅3・5メートル)と、峠に向かう下り車線には登坂車線(同3メートル)、歩道(同2・5メートル)など合わせて幅13・5メートルの道路を整備した。

同バイパス整備事業は、下諏訪町、岡谷市の市街地の交通混雑緩和や交通安全の確保が目的で進められている。改良区間の現道は、急勾配な上にカーブが続く場所。特に冬の間は、降雪などの影響で坂を登れない大型車両が通行の障害となる場合もあった。長野国道事務所では「塩嶺大橋の整備で、円滑な交通の確保される」と期待している。

同事務所によると、塩尻峠の区間は1958年度から舗装整備を主体に改良が行われた。その後、急激な交通量の増加などを背景に、70年から登坂車線の設置や線形改良事業がスタート。峠越えの難所の道路改良が進んでいた。

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