ものづくりに革新を 人材育成スクール開校

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信州ものづくり革新スクール開校式の自己紹介で意気込みを語る受講生

NPO法人諏訪圏ものづくり推進機構は県との共催で27日、製造現場の改善や生産性の向上に取り組む人材を育成する「信州ものづくり革新スクール」を開校した。東京大学ものづくり経営研究センターのバックアップを受けた地域スクールとして、全国14番目、県内では初の開校となる。諏訪地方を中心にした製造業の現役社員16人とOB3人の計19人が受講。11月30日までの19日間で、効率的な生産管理や課題解決などの手法を実践的に身に付ける。

初日は開校式を諏訪商工会館で行い、同推進機構の宮坂孝雄理事長が「この機会を通してしっかり勉強し、次の時代を担い、会社の成長につなげてほしい」とあいさつ。校長を務める同推進機構専門アドバイザーの森安夫さんは「中堅に立つ皆さんが自分の役割を認識し、会社を背負う人材になってほしい」と呼び掛けた。

受講生は一人ひとり自己紹介し、「学んだことを会社に落とし込んで社員も一緒に成長できれば」「たくさんのことを学び、現場改善や効率化に生かしたい」などと意気込みを語った。野村ユニソン(茅野市)の渡邉昂さん(28)は「社員が全力で仕事に取り組み、能力を発揮できるようにしたい」と話した。

スクールでは同センターと共同開発したカリキュラムを進め、企業パフォーマンスやコスト低減、IoT(モノのインターネット)の基礎などを学ぶ。後半は現場実習で、受け入れ企業4社に分かれ、現場の問題点を見つけて改善策を検討、提案する。講師は、大手製造業OBで同センターのものづくりインストラクター養成スクールの修了生ら8人。

今年を第1期とし、来年以降も継続していきたい考え。同推進機構は第2期に向けた1期生の成果に期待している。

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