孝行猿で養う親への感謝と思いやり 長谷小

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孝行猿集会で母猿を助けようとする子猿を演じる長谷小の児童ら

伊那市長谷小学校は28日、地域に伝わる民話「孝行猿」を学び、親への感謝の気持ちと思いやりの心を養う孝行猿集会を同校体育館で開いた。3年生11人は物語を劇で再現。総合的な学習の時間を使って調べ、掘り下げた「物語のその後」も創作して演じた。

「孝行猿」は、山で母猿を仕留めて家に持ち帰った猟師勘助が、母猿を助けようと夜中に現れた3匹の子猿の姿に心を打たれ、深く後悔して母猿を手厚く葬った―という物語。集会では伝統的に3年生が劇を上演している。

今年の3年生は劇の上演に当たり、歴史を学習。勘助が母猿を葬った後、どうなったのかをたどり、聞き取りや資料を基に、「その後」も創作した。指導した松井建教諭は「史実に基づいて自分たちでストーリーを考え、話し合って台本をつくったことで、劇の情景がイメージできるようになり、思いやりの気持ちを養うことができたと思う」と話した。

集会には保護者や地域の人たちも大勢訪れ、子どもたちの熱演を鑑賞した。酒井謙一校長は「子どものことを思う親の気持ち、親のことを思う子どもの気持ち、そして思いやりという大切なことをみんなで勉強することができた」とまとめていた。

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