火葬場「静香苑」使用料引き上げ 来年4月施行

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茅野市、諏訪市、富士見町、原村の諏訪南行政事務組合議会は28日、茅野市役所で9月定例会を開き、同市宮川で運営する火葬場「静香苑」の使用料を引き上げる組合側提出の条例改正案を原案通り可決した。組織内の使用料改定は1981年の静香苑開所以来初めてで、組織外は98年以来となる。来年4月1日から施行する。

改正使用料は、組織内が13歳以上1万円、13歳未満7000円、死胎4000円、胞衣2000円で、組織外は13歳以上5万円、13歳未満3万5000円、死胎2万円、胞衣1万円。1体当たりの火葬経費を算出し、県内他施設の状況を考慮して設定した。施設の安定運営につなげる目的で、13歳以上だと組織内が5000円、組織外は2万円の引き上げとなる。

組織内外の区分けは死亡者の住所、死胎は母親の住所が基本となるが、施設入所に伴って組織外の地域に住所を移した高齢者や障がい者に組織内使用料を適用する特例を新設し、住民サービスの向上を図る。

静香苑は、開所から35年が経過して施設が老朽化。10年の長寿命化を図る大規模改修工事を昨年度行ったが、高齢化の進展で火葬件数や経常経費の増加が見込まれ、施設の延命と更新に向けた対応が求められている。

定例会では、来年4月に「静香苑施設整備基金」を創設する条例案も可決された。使用料増収分の一部を積み立てていく予定で、既存施設の修繕工事や更新時に起債対象外となる解体工事や備品調達などの費用に充てる計画だ。施設の建て替え、改築時期は「白紙」という。

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