移住希望者対象「無料職業紹介所」開設 伊那商議所

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伊那商工会議所は7日、伊那市への移住希望者を対象にした「無料職業紹介所」を開設したと発表した。「移住希望者にとって一番の心配は仕事」(同商議所)という認識に立ち、求人のある会員事業所と移住希望者とのマッチングを図り、移住定住促進につなげる狙いだ。

リニア中央新幹線の開業を見据え、同商議所が昨年2月に策定した将来ビジョン「い~な伊那市の魅力の発信」で掲げた重点事業「移住定住支援」の取り組みの一環。市との連携のもと、市役所にある移住・定住相談窓口を訪れた移住希望者から提出された求職票と会員事業所から受け付けた求人票をもとにマッチングを行い、採用選考などの仲立ちをする。

同商議所は昨年、約1800の会員事業所に対し、U・I・Jターン者の採用(正社員)に関するアンケート調査を実施。約70社から受け入れ可能という回答を得た。業種では製造業、卸・小売業、建設・不動産業、サービス業、職種では技術や営業・販売などが多かった。

当面はこれらの事業所を中心に求人登録を呼び掛け、求職者への紹介につなげていきたい考えだ。

就職に関する相談や紹介については公共職業安定所といった公的な制度もあるが、今回の無料職業紹介所では「伊那市に住みたいと考えている人にダイレクトにアプローチでき、それぞれのニーズを踏まえて効果的に就職先を紹介することができる」(同商議所)という。

川上健夫会頭は「移住定住促進に取り組む市と連携し、産業界として『仕事』の部分でお手伝いができれば」と説明。雇用情勢は「売り手市場」といわれる中で「地方の中小・零細企業は人材の確保が難しくなっている。優秀な人材を雇用するチャンスにもなる」と話した。

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