航空機分野への参入促進 来月県フォーラム

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県は、成長が見込まれる航空機分野への県内企業の参入を促す目的で「航空機産業拡大フォーラム」を11月15日、茅野市民館などで開く。国内の民間航空機市場において機体、エンジンと並ぶ重要分野で、長野県の強みである精密加工や電子・情報分野の技術やノウハウが生かせる「航空機システム分野」への参入企業拡大を目指す。10月20日午後2時からは諏訪圏工業メッセ2017(19~21日)に併せてプレイベントを諏訪市文化センターで行う。

県は昨年5月に策定した「航空機産業振興ビジョン」が目指す航空機システム(胴体・翼などの機体構造とエンジンを除いた機器類や装備品)の拠点形成に向け、飯田・下伊那地域を核に関連企業を県内に拡大していく考えだ。昨年11月には、国際戦略総合特区「アジアNo.1航空宇宙産業クラスター形成特区」に、それまでの飯田・下伊那地域に加え諏訪・上伊那地域が追加指定された。フォーラムはこうした動きをきっかけに、機運を高める狙いで開く。

プレイベントはフォーラムに先立ち、航空機産業の現状や課題を認識してもらう目的で、専門家のプレゼンテーションなどを行う。集客力が高い工業メッセに合わせて企画した。今年のメッセは成長産業としての航空・宇宙分野に力を入れ、関連した展示などを予定していて、相乗効果にも期待している。興味のある企業や一般市民の参加を呼び掛けている。

プレゼンテーションでは、県産業労働部の担当者が「長野県の航空機産業の取り組みについて」、多摩川精機(飯田市)の萩本範文副会長が「南信州における航空機産業の取り組みについて」、中部航空宇宙産業技術センター(名古屋市)の小川浩さんが「民間航空機装備品市場の現状と今後について」をテーマ(いずれも仮称)に話す。参加者が意見を交わす時間も設け、ネットワークづくりを図る。

プレイベントは定員100人(参加無料)。申し込みは10月13日までに、申込書をファクスか電子メールで事務局のNPO法人諏訪圏ものづくり推進機構に送る。問い合わせは同推進機構(電話0266・54・2588)へ。

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