全国に広がる武井武雄 企画展申し込み増加

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各地で開かれる武井武雄関連の展示会チラシ

岡谷市出身の童画家武井武雄(1894~1983年)の認知度が全国的に高まっている。作品を所蔵するイルフ童画館によると、各地の美術館から企画展開催の申し込みが増加。10月7日からは栃木県鹿沼市の川上澄生美術館で、同館の開館25周年記念特別企画展として「武井武雄と川上澄生 コドモとオトナのあいだに」が開かれる。

童画館によると過去にも東京や愛知、京都、山梨、青森など各地の美術館などで企画された展示会に作品を貸与。今年度は川上澄生美術館のほか、印刷博物館(東京都文京区)で10月21日から始まる「キンダーブックの90年―童画と童謡でたどる子どもたちの世界」、来年1月5日から山口県周南市美術博物館で開く「武井武雄展(仮称)」がある。特に周南市での企画展は、武井武雄に焦点を当てた作品展だけに、企画担当者の武井に対する評価の高さが伝わってくる。

童画館では武井武雄の認知度を高めるため、若者向けアパレルメーカーとの協働などさまざまな活動を展開。武井の生誕120年の2014年には全国9カ所で「武井武雄の世界展」を開き、全国に発信してきた。各地の美術館から企画展や作品貸与の申し込みがあることについて、童画館の山岸吉郎館長は、「美術関係者にとって武井の業績が魅力的なものとして注目を集めている証しだと思う」と、認知度の向上を歓迎している。

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