富士見町「おたっしゃ広場」開所

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テープカットをし「おたっしゃ広場」の開所を祝う関係者

富士見町は2日、高齢者の健康増進と交流の拠点施設「おたっしゃ広場」を、富士見高原病院の隣接地に開所した。体力づくりをしたり、囲碁や将棋など娯楽を楽しんだりして、介護に頼らず元気に暮らすお年寄りを増やすのが目的。同町境に今年5月移転した特別養護老人ホーム恋月荘の空きスペースを活用し開設した。

団塊の世代が後期高齢者となり、社会保障費の急増が予想される2025年問題を見据え、健康寿命を延ばす狙い。おおむね65歳以上の自立して日常生活ができる人を対象に、膝・腰痛予防やストレッチ、認知症予防、ヨガといった各種運動教室を平日の午前と午後毎日開く。自由にトレーニングや物忘れの段階評価ができる器具も備える。娯楽や趣味、喫茶・談話コーナーでは、交流や仲間づくりを通じた心の健康維持に期待。高齢者の買い物支援の一環として町内店舗の出張販売も取り入れる。

開設した建物は旧恋月荘の西棟(平屋建て約570平方メートル)で、このうちの一部を富士見高原医療福祉センターから借りた。平日の午前9時~午後4時開所し利用は無料。町が同医療福祉センターに委託した町地域包括支援センターが運営に当たる。同支援センター職員と介護福祉士の2人が常駐し生活や健康上の悩み、困りごとの相談に随時応じる。

開所式で名取重治町長は「健康寿命を延ばす施策の中で大きな柱になってくれると期待している。多くの高齢者の皆さんに利用してもらい心身の元気を保ってほしい」、同医療福祉センターの井上憲昭センター長は「高齢になると誰しも老いるが、できるだけ自立した生活や生きがいを持ち続ける人が増えるよう応援したい」とそれぞれあいさつした。

同じ建物内で民間福祉事業者2社が、障がい児の放課後の居場所づくりや障がい者の生活介護事業も行い、高齢者と障がい者の福祉向上のための複合施設となる。

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