環状北線延伸区間 伊那バイパスへ直線接続

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伊那IC方面から国道153号に通じる環状北線(伊那インター線)。直線的に延伸させて天竜川を横断し伊那バイパスに接続する計画だ

県伊那建設事務所は2日夜、伊那市北部を東西に走る都市計画道路「環状北線」について、延伸区間のルートや終点の変更に向けた説明会を始めた。1968年に同市美篶下川手の国道361号に接続する計画を決定したが、終点を同市上の原の伊那バイパス(事業中)に改め、中央道・伊那インターチェンジ(IC)方面と同バイパスを直線的につなぐ内容。交通機能や都市的機能をより高める目的だ。

環状北線(伊那インター線)は国道153号・水神橋西交差点の以東が未整備。延伸区間は、北にいったん迂回してから南下し361号につなぐ計画ルートだったが、これをほぼ直線にして天竜川を横断。立体交差で伊那辰野停車場線(竜東線)をまたぎ越し、河岸段丘を抜けて伊那バイパスに接続する計画だ。

天竜川の新設橋りょうを越してすぐの辺りに、竜東線との接続道路となる新たな都市計画道路「中央北町線」を整備する方針。いずれも歩道を備えた2車線道路で、道路幅は16メートルで計画している。

市役所で開いた2日夜の説明会には、竜東地区の住民を中心に15人ほどが参加。建設事務所は、市街地の渋滞緩和のほか、「伊那ICから各工業団地へのアクセス確保、伊那中央病院への救急搬送時間の短縮も期待できる」と整備効果を挙げた。市は、ルートの見直しに伴う用途地域の変更案を示した。

説明会は12日午後7時から同市のきたっせでも開く。建設事務所はその後、素案の閲覧や案の公告・縦覧といった手続きを進め、審議会の承認を経て年度内に決定したい考えだ。

2日夜の取材に対し、建設事務所整備課は「着手や整備の時期については現時点で何も言えないが、伊那市の発展に向けても、(リニア開業を見据えた)153号バイパスの整備効果をより高めるためにも重要な道路。バイパスに準じた位置付けで事業を進めたい思いは持っている」と話した。

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