熊本地震で被災の平成音大 音楽で支援へ

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チャリティーコンサートを開く(右から)五味さんと小林さん

仕事の合い間に音楽活動に取り組む会社員の五味正典さん(30)=茅野市中河原=と公務員の小林昇平さん(30)=同市金沢=は21日、熊本地震で校舎が被災した平成音楽大学(熊本県御船町)の再建を支援するチャリティーコンサート「熊本に繋ごう音楽の輪」を諏訪市湖岸通り4のシャモニーで開く。2人はコンサートを前に初めて現地を訪ね、「厳しい現状を目の当たりにし、これからも支援を続けたい気持ちを強くした」といい、新たな思いで演奏する。

2人は中学の同級生。五味さんはユーフォニアム、小林さんはピアノを専門とし、昨年第1回演奏会を計画。その過程で五味さんの母校の同大学が大きな被害に遭い、急きょチャリティーコンサートに切り替えた。

支援コンサートはこれまで3回開いてきたが、今後の活動を模索する中で「現地に行って自分たちの目で確かめたい」と、9月中旬に2人は同大学の御船キャンパスを訪ねた。五味さんによると、4階建ての教室や図書館棟など、校舎のほぼ半分がなくなっていた。グラウンドにプレハブの仮設校舎があり、体育館は幾つかに仕切られ、その中の一つが図書館だった。一部は基礎工事が始まっていたがほとんどが更地で、「聞いてはいたが、母校の現状を目の前にし言葉も出なかった」という。

コンサート会場は、五味さんと吹奏楽団仲間の山田由紀乃さんの祖父八幡正雄さんが初回から快く提供。2人は周囲の協力に感謝し、「改めてこれからを実感した。少しでも支援につながればうれしい」と話している。

時間は午後2時と午後7時から。2時からは「ミッキーマウス」「美女と野獣」、7時からは「A列車でいこう」「ひこうき雲」などを演奏する。各回の定員は40人。中学生以上1500円、小学生1000円(菓子、ワンドリンク付き)。問い合わせは五味さん(電話080・1025・0315)へ。

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