高校再編を考える 岡谷東高PTS

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全校PTSで高校再編に伴う統廃合の可能性を踏まえ意見交換する岡谷東高生ら

県立高校の第2期再編を含めた「学びの改革基本構想」を受けて、岡谷東高校(岡谷市)で7日、生徒や保護者、教員を交えて学校の在り方を考える「全校PTS」があった。同窓会やPTA関係者を含めて約530人が意見交換。再編に伴う統廃合の可能性を懸念する声が多かった。

県教委は8月22日に開いた諏訪地域(旧第7通学区)の懇談会で、同校など5校を「都市部存立普通校」に分類、望ましい募集学級数を「6学級以上」とする再編基準を示した。現在4学級の同校では心配する声が出ている。

会議は「東高のこれからを考える」をテーマに、15の分科会に分かれて行った。討論では「少子化で人数が少ないので仕方ない」「(統廃合は)実感がない」といった意見の一方で、「通った学校がなくなると思うと悲しいし、思い出が減ってしまうみたいな気がする」「志願倍率が高くて人気があるから残してほしい」との声が多くあった。学校存続を図るために署名運動やデモ活動などの提案もあった。

生徒会では、意見交換した内容をまとめ、全校生徒に発表する予定。3年の山田竜輝会長(17)は「予想通り統廃合には反対の意見が多かった。みんなの思いを来年の生徒会にしっかりと引き継ぎたい」と力を込めた。

出席した同窓会の金子三重子会長(70)=同市長地御所=は「地域や行政に働きかけて、学校の存続に向けて動いていく」と方針を明かした。今後は24日に開く臨時の理事会で、具体的な活動を考えていくという。

同校は生徒、保護者、教員の代表がより良い学校づくりを話し合う「PTS協議会」を2005年2月に設置。全校版の協議会として「全校PTS」を開いており、今年で11回目となる。今回出された意見は、12月に開く同協議会で集約する予定。

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