「タカトオコヒガン」桜花爛漫 高遠城址

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満開になった高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラ。今年は一斉に咲きそろった

満開になった高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラ。今年は一斉に咲きそろった

「天下第一の桜」として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラが8日、満開になった。公園に植えられた約1500本が一斉に咲きそろい、「桜花爛漫」を迎えた。人出も最高潮に達し、ピンク色の天井の下、多くの花見客でにぎわった。

タカトオコヒガンザクラは廃城した高遠城址に旧藩士が明治8(1875)年に高遠町小原の桜の馬場から移植したのが始まりとされる。花が小ぶりで赤みが強い濃いピンク色が特徴。樹林は県天然記念物に指定されている。

公園は全体が薄紅色に染まり、花曇りの空を覆い隠すように花の密度が増した。花見客たちは幾重にも続く桜の回廊に圧倒されたように見入り、盛んに写真を撮っていた。前日に中止された田楽座公演もあった。

桜守の稲辺謙次郎さんは「天候が順調に推移し、南北で違いなく花がそろった。今年は咲き始めから花の色が濃い。気温に寒暖差がなければ来週末まで楽しめるのでは」と展望を話した。

市はにぎわいがピークを迎える9、10の両日、市役所と公園を往復するシャトルバスを運行し、渋滞を緩和させる。問い合わせは高遠長谷商工観光課(電話0265・94・2556)へ。

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