辰野町長選 新人一騎打ちの公算大

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任期満了に伴う辰野町長選は17日の告示まで1週間に迫った。これまでに元県建築技監の小沢洋一氏(68)=無所属、小野=、前副町長の武居保男氏(59)=無所属、宮木=の新人2氏が立候補を表明。新人同士の一騎打ちとなる公算が大きい。両陣営とも今月初旬までに事務所開きを行い、支持拡大に向けてアピールを始めている。

小沢氏は8月下旬に「37年間の県職員経験を基に、住民と明るいまちづくりに取り組む」と立候補を表明。専門分野を土台とする「景観を生かした新しい町づくり」を掲げ、町立辰野病院の運営対策や国道153号整備促進を重点に置く8項目の政策を発表した。景観については住民との対話姿勢を基本に「商店街、山間部、田園地帯など個別の景観を切り口に、住民参加の話し合いからまちづくりの方法を見いだす」とする。

武居氏は9月上旬に「現町政を継続発展させ、住民が幸せを実感できる町をつくる」と立候補表明。政策発表では「4大プラン」として産業振興や福祉・子育て支援、道路・防災対策といった項目を挙げた。産業振興策は副町長時代に始めた企業訪問、住宅リフォーム助成制度拡充、空き家・空き店舗の解体と再生利用支援などで「雇用をキーワードに事業所と住民の働く場を守り、各種産業や商店街活性化につなげる」とする。

選挙戦になれば、同町長選では2009年以来8年ぶり。有権者からは「政策議論を通じて町長を選べる良い機会」と歓迎の意見がある一方で、両氏とも町政継続を基本路線としていることから「はっきりとした争点が見えない」とする声も聞かれる。

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