中高生 減災・防災考える 諏訪でフォーラム

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自分の考えを書き出し意見交換する中高生防災フォーラム=諏訪市総合福祉センター

中学生や高校生が防災対策や被災後の対応について自ら考え、意見を出し合う第3回中高生防災フォーラムが8日、諏訪市総合福祉センターであった。同市と宮城県東松島市が行った防災研修「虹のかけ橋プロジェクト」に参加し、東日本大震災の被災地を訪れた高校生有志が中心となり実行委員会をつくり開催した。実行委の高校生6人と一般参加の中高生11人の計17人が参加。講演とワークショップで自分たちで何ができるか考えた。

今回は身の回りの防災対策に主眼を置いた「減災・防災」がテーマ。講演は第1回フォーラム実行委員長が進学した秋田大学の鎌滝孝信准教授を講師に招いた。鎌滝准教授は「過去に起こった自然災害を知り今後に備える」と題して話し「今までの防災はハード対策重視の施策で、人の持つ防御本能を希薄化している」と指摘した。

その上で「減災・防災対策の主役は行政でなく、われわれ一人ひとり」と強調。万一に備えて各家庭に配布されているハザードマップの活用も勧め、避難行動や避難ルートを家族で確認しておくことが大切とした。

ワークショップは五つのテーマを設けて中高生が意見交換した。「高齢者の避難をどうするか」の設問には「近所のお年寄りとあいさつするなど普段からコミュニケーションをとっておくことが大切」という意見があった。避難訓練の改善点を求めた問いには、高校生の参加を求める声も出た。

実行委員長の諏訪清陵高校2年、内田偲月さん(16)=諏訪市=は「ワークショップで話し合った内容や講演で得たものを普段の生活の中に自然に取り入れてもらえれば」と話した。

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