衆院選公示 長野5区3氏立候補

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長野5区は、無所属新人の曽我逸郎氏(61)、希望の党新人の中嶋康介氏(40)、自民党前職の宮下一郎氏(59)が立候補した。

5選を目指す宮下氏に、前回は民主党から出馬した中嶋氏、市民団体を支持母体とする曽我氏が挑む。当初は自民、民進、共産の前回と同じ顔ぶれが見込まれたが、新党の立ち上げや市民グループの動きで構図は公示直前になって変動した。アベノミクス効果を示し自公連立政権の継続を訴える宮下氏に対し、中嶋氏は自民党政治が地方を疲弊させたと反発。曽我氏は自民、希望の両党を改憲勢力として対決姿勢を鮮明にする。

曽我氏は公示日目前の4日に出馬を表明。自らが代表を務める「伊那谷市民連合」を支持母体に無所属で選挙戦に臨む。平和憲法の堅持や安保法制の廃止などを政策に掲げ、安倍政権を「都合のいい形で解釈し、ものごとを力ずくで進めている」と批判。共産、社民両党から推薦を受けるほか、民進党支持者の一部からも支援を受け、改憲勢力との対決姿勢を鮮明にすることで支持拡大を図る。

民進党分裂の影響で、中嶋氏が希望の公認候補に決まったのは3日。急ピッチで準備を進めた。安倍首相の5年弱の政権継続の是非を争点に掲げ、「地方の疲弊や少子化問題など長年の課題を棚上げしてきた自民党政治を変えなければ」と主張。「消費税増税凍結」「30年原発ゼロ」を訴える。推薦する連合長野の上伊那、飯田両地協が労組単位に支援の輪を広げる。自民への批判票の取り込みを図る。

宮下氏は、4期の経験と財務副大臣などの実績をアピールし、伊那谷を地方創生のモデルとした東京一極集中の是正を訴える。アベノミクスを評価し、自公政権の維持によりさらなる進展を主張。北朝鮮に対する安全保障でも与党の対応力を強調する。議席を失った8年前の衆院選や自民党候補が敗れた昨年の参院選県区を教訓に、選挙区全市町村を網羅する後援会組織に危機感を持たせて引き締める。

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