福祉の現場働き手確保 諏訪で職場説明会

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福祉や介護の事業所が業務内容を説明した職場説明会・就職面接会

長野労働局や県社会福祉協議会などは12日、福祉の職場説明会・就職面接会を諏訪市のホテル紅やで開いた。諏訪地域の社会福祉法人や介護施設を中心に県内の28事業所がブースを設置して求職者と面談したほか、事業所のプレゼンテーションがあり、人手不足改善へ特徴をアピール。ただ、来場者は10人にとどまり、福祉・介護現場の働き手確保の難しさが改めて浮き彫りになった。

仕事内容を分かりやすく伝えようと、参加事業所は順番に2分間でプレゼンした。「正社員でもパートタイムでもその人の希望に対応したい」と多様な働き方を受け入れている点をPR。離職率の低さや認知症ケアなど資格取得を支援していることも強調した。

来場者は面談で事業者側から業務内容などを聞いた。諏訪市の女性(32)は来年4月から子どもが保育園に入園するのに合わせて仕事を探しているといい、「(取得している)介護福祉士や保育士の資格を生かし、短い時間で働ける事業所を探したい」と話した。

長野労働局によると、県内の福祉分野の職種(介護、看護、保育など)の8月の有効求人倍率は3.07倍(参考値)と高水準になっている。介護職員やケアマネジャーを募集している諏訪地域の事業所は「都市部では働き手の減少で利用者が受け入れられず、経営面に影響している事業所もあり、地方にも広がる可能性がある」と懸念。「良い介護をするためには人が欲しい」とPRに努めた。

福祉職場の説明会は人材確保や求職者の支援を目的に県内各地で毎年開いており、諏訪地域での今年度の開催は今回のみ。

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