天竜川の今後考える 駒ケ根でシンポジウム

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天竜川のあり方について意見を交わしたシンポジウム

NPO法人天竜川ゆめ会議(駒ケ根市、福澤浩代表理事)は14日、天竜川シンポジウム(長野日報社など後援)を駒ケ根市のJR駒ケ根駅前ビル・アルパで開いた。「河川法改正から20年、今の天竜川で問題になりつつあることの検証」をテーマに講演会や分科会、パネルディスカッションなどを行い、天竜川の抱える課題や今後のあり方について考えた。

河川法改正では「治水」「利水」に「河川環境の整備と保全」の観点を目的に追加。天竜川も中部地方整備局により、2009年に今後20~30年を見 据えた天竜川水系河川整備計画が策定されている。こうした経過を踏まえ、課題や官民 協働などについて意見を交わ す機会にとテーマを設定。メンバーや国土交通省天竜川上流河川事務所、県、県建設業協会などの関係者ら約100人が参加した。

パネルディスカッションでは、前段で開いた分科会の報告も合わせて意見を発表。河川整備で川の安全性や親水性が高まった一方、かつて「川に近付くな」と育てられた世代が親になり、その子どもも川に近寄らなくなっているとの指摘があり、川の利用や防災面なども合わせて「川の楽しさや怖さを正しく伝承していく仕組みが必要」との意見が出された。

希薄になった川への意識を高めるためには積極的にきっかけづくりをしていく必要があるとし、CSR活動を通じた企業への働き掛けや、子どもの教育に取り入れるため学校との連携を模索すべきとの声もあった。

席上、天竜川ゆめ会議が募集した第6回「私の大好きな水辺の風景写真コンテスト」の表彰も行われた。

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