プログラミング教育先行導入 伊那市内3校

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ドローンを飛行させ、次世代の技術を身近に感じた長谷小の子どもたち

2020年度からの新たな学習指導要領で必修化される小学校のプログラミング教育で、伊那市内の3校が同教育の先行導入を始めた。長谷小5年生は今夏からプログラミングソフトを使い始め、先週からはそれを応用して小型無人機「ドローン」の操縦に取り組んでいる。16日には同校の全校児童がドローンに触れる授業も行い、将来さらに身近になる新産業技術に関心を寄せた。

この日、同小体育館では、5年生11人が操縦方法をほかの学年の子どもたちに指導。15センチほどの学習用ドローンが飛び回ると歓声が上がり、4年生の宮下結衣さんは「初めてだったけれど、うまく飛ばせた」と喜んだ。

5年生は夏休み前から、パソコンの画面上で図形などを動かす初歩的なプログラミングへの挑戦を開始。「こんな動きもできるかも」と可能性を広げてきた。

竹元橙子さん(11)は「今は真っすぐだったり、少し曲がったりする程度だけれど、今後は複雑な動きができるようにしたい。 ドローンのカメラで上空から山の景色を撮影するのが夢。いつも見ている風景が上から見るとどう違うのか楽しみ」と目を輝かせた。

「難しいことではなく誰でもできる。やってみるか、やってみないかで違ってくる」と担任の吉田靖教諭。同学級の取り組みに協力するほか、市内各校でICT(情報通信技術)教育を推進する同市東部中学校の足助武彦教諭も、今後確実に進歩する技術を子どものころから理解する重要性を指摘する。

伊那市は新産業技術の活用を推進し、教育分野では新産業人材の育成も標ぼう。プログラミング教育は現段階では指導要領に盛り込まれていないため、総合的な学習の時間などを活用している。西春近南小や手良小ではプログラミングで映像制作を行っており、市教育委員会は今後、市内のほかの小学校にも拡大していきたい考えだ。

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